自分で外壁塗装DIY

 

最近はdiyが流行っている事から、外壁塗装も自分でやってみようと考える人が増えているようですね。テレビなどでも、一軒家を素人が完全リフォームみたいな番組もありますし、見ていると自分にでもできそうに感じますので、積極的な人は外壁塗装でも自分でやってみようとするようなのです。

 

業者に頼んだ普通の塗装じゃなくて、もっと自分らしいデザインでやってみたいとか、自分で手間をかけて頑張ったほうが費用も安くなるなど、自分で塗ってみたくなる理由は様々だと思いますが、まずは自分で外壁塗装のdiyをするときの注意点をまとめていますので参考にしてみてくださいね。

 

 

DIYするときの注意点

 

塗料選び

まずは塗料選びですが、DIYで使える種類の塗料としては下の4種類があって、それぞれ耐用年数が違うことを覚えておきましょう。

 

塗料の種類と耐用年数(金額の安い順)

アクリル系 3~5年

ウレタン系 5~7年

シリコン系 7~10年

フッ素系 10~15年

 

この中でも、外壁塗装で現在一番使われているのがシリコン系で、アクリル系に関しては、塗料自体は安いですが、耐用年数が短いことから最近ではあまり選ばれなくなっているようです。しかし、ここで注意しないといけないのが、自分で購入するときは、つい価格だけを見てアクリル系を選んでしまう可能性が高いというところです。

 

家全体を塗るとなるとかなりの塗料が必要になるため、少しでも安くしようと安い物しか見なくなってしまうからなのです。でも、先ほどの耐用年数を見れば分かるように、価格が安くても耐用年数は格段に短いことは頭に入れておくと、選ぶ塗料の種類も変わってきますよね。

 

 

必要な工程

塗料を塗る前に確認しておかないといけないのが、作業工程になります。大まかな順番としては、足場組み⇒洗浄⇒養生⇒下地処理⇒下塗り⇒中塗り⇒上塗りという感じになると思います。週末だけ作業するとなると、3か月以上はかかるので、それまでの予定は開けておくようにしてくださいね。。

 

足場組み

小さな物置のような外壁塗装だと、大きめの脚立で対応できるかもしれませんが、家の塗装ともなるとしっかりとした足場を組む必要があります。しかし、ここに関しては自分で足場を組むにも部材がありませし、安全のことを考えると、足場屋さんに依頼して組んでもらうようにしましょう。

 

ここに関しては、部材を減らして費用を安くすることで、作業効率がかなり落ちてしまう可能性があります。実際に依頼するときは、金額だけではなく、しっかりと説明を受けてから依頼するようにしましょう。

 

 

外壁の洗浄

ここはとても重要で、外壁は見た目以上に汚れていますので、きれいに汚れを落とすようにしましょう。しっかりと見ないとわかりませんが、コケやカビが残っているだけで、塗装が剥げる原因に繋がってしまいますので、高圧洗浄機などを使いながら丁寧に洗浄するようにしましょう。

KARCHER(ケルヒャー) ケルヒャー 高圧洗浄機 サイレント

養生は丁寧に

窓やドアなどが塗料で汚れるのを防ぐために必要になるのが養生になります。小規模なDIYなら市販の養生テープとビニールで済ませてもいいと思いますが、ここでは『マスカー』という専用の道具を使うようにしましょう。

 

ロールマスカー

​​

こんなの

 

プロの作業と違い、作業期間が3ヵ月以上かかることが予想できますので、途中で剥がれてしまわないように、丁寧に養生して張り直しの必要ないようにしましょう。

 

 

下地処理(コーキング)

外壁をしっかりと見ていると、外壁にヒビが入っていることもあります。ここで注意が必要なのが、上から塗料を塗れば保護できると勘違いしている人がいるようですのですが、これは間違いなので、しっかりと補修するようにしましょう。

 

あと大変なのが、サイディング外壁のコーキングです。個々の劣化はパッと見ただけでは気付きにくいのですが、よく見ると外壁とコーキングに隙間が出来ていたり、もっとひどい箇所は劣化してヒビが入っていることもあります。

 

ここで重要になるのが、劣化したコーキングはきちんとそぎ落としてから、新たにコーキングすることです。ここを手抜きすると、将来的に雨漏りなどの原因にも繋がりますし、家を長持ちさせるためにはとても大切な工程となるのです。

 

下塗り・中塗り・上塗り

下塗りはペンキが剥がれないようにするためや、外壁への吸い込みを防ぐために『シーラー』という接着塗料を塗る大切な工程になります。

 

中塗りは、塗装に厚みをつけて耐久性を高めるために必要になり、上塗りは最後の仕上げの塗装になるのですが、下塗り・中塗り・上塗りとすべてに意味のある工程ですので、大切な家の為にも、すべての工程を丁寧に行うようにしましょう。

 

 

外壁塗装をdiyする前に

自分でdiyすると決めると、ある程度の予算が決まってくると思いますが、この時に塗装業者にも見積もりを取ってみることが重要なポイントとなります。

 

これは、素人では見落としてしまいがちな破損個所や、自分の家の外壁と相性のいい塗料などを知るためにも重要なことなのですが、プロに依頼した場合の工事期間や費用などと比較してみることもとても大切なポイントとなるのです。

 

自分で塗れば安くなるとはいっても、3か月以上の時間が必要になる作業ですので、とりあえずやってみようというような安易な気持ちで挑戦するのはやめておきましょうね。

 

 

見積もりを依頼するときの注意点

一括見積サービスを利用すれば簡単に沢山の業者から見積もりを取れますが、登録した瞬間からかなりの数の営業電話がかかってくるようになります。中には夜でも気にせず電話をかけてくる非常識な業者もいますので注意が必要です。

 

そのような状態にならないためには、自分で時間をかけて優良業者を探すか、『ヌリカエ』ように、あなたの家に合った業者だけを選んで紹介してもらうサービスを利用することをおすすめします。

 

『ヌリカエ』に関しては僕も利用しましたが、無料で専門オペレーターに相談して、自分の家にあった業者を希望する数だけ紹介してもらえるため、他の一括見積サービスのように、個人情報をばら撒かれる心配はないですし、初めから見積もり依頼をした業者の名前はメールで受け取っているので安心できますからね。

 

 

外壁塗装のdiyをするときは

まずはプロに見積もりを依頼して、自分で塗るときとの違いを明確にすることから始めてみましょう。

 

比較対象としては、価格・期間・出来栄え・耐久性など色々ありますが、プロの職人さんが作業する分野に関しては、からなず素人との違いは大きく出てきます。何も調べずに自分で塗ってみて、後から後悔するようなことにならないためにも、まずはきちんと見積もりを取って、プロならどうなるのかを知ることから始めてみることが、とても大切になると思いますよ。

 

 

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管理者:けんた

両親・妻・2人の子供とくらすサラリーマンのけんたです。

これまでに2度行った塗装工事の経験が、誰かの役に立てばいいと思いこのサイトを作りました。

僕と同じ失敗をしないためにも、契約を済ませる前に何かの参考にしてもらえればうれしいです。

 

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